協議会のあゆみ 1995年

2月非血縁者間骨髄移植300例突破
2月ドナー登録6万人突破
2月24日厚生省公開シンポジウム「非血縁者間骨髄移植推進に向けて」参加
4月8日全協設立5周年記念大会開催(名古屋)(16日まで)
4月15日全協設立5周年記念大会参加(16日まで)
05月非血縁者間骨髄移植400例突破
6月16日あやちゃんの贈り物展開催(いわき市)(20日まで)
6月17日県協議会第3回定時総会開催(ニューしゃくなげ会館)
6月17日骨髄バンクを知る集い開催(いわき市)
6月18日全協第6回総会参加(東京)
08月ドナー登録者累計7万人突破
8月12日公開シンポジウム「骨髄移植医療体制の理想を求めて」参加(東京)
09月非血縁者間骨髄移植500例突破
9月2日全協主催、北海道・東北ブロックボランティアセミナー参加(横手市)(3日まで)
10月5日書籍「微笑みがえし」発刊
10月7日ハートフルサタデー107献血運動参加(郡山市)
11月11日サンクトフローリアンピアノ三重奏団チャリティコンサート開催(いわき市)
12月非血縁者間骨髄移植600例突破
12月3日福島県共催「骨髄バンクを楽しく知る集い」開催(講師、多田そうべいさん)(郡山市)
12月4日福島県共催「骨髄バンクを楽しく知る集い」開催(原町市)
12月5日福島県共催「骨髄バンクを楽しく知る集い」開催(白河市)
12月5日県協議会県南支部設立総会(ホテルサンルート白河)
12月16日骨髄バンク推進全国大会(東京)

阪神・淡路大震災被災地へ救援物資輸送
1995 年 1 月 21 日深夜、1 月 17 日未明に起こった阪神・淡路大震災被災地へ、おにぎり 3000 個、飲料水 1000 リットル、毛布 500 枚、そのほか缶詰や日用品などを 4 トントラックに満載にして神戸に届けました。これは、いわき市民の善意と県協議会のメンバーである橋本有広さんの、「自分達で届けよう。」という声で実現しました。出発から無事戻るまでの時間は 48 時間で、その中で、ご飯の炊き出しからおにぎりの作成やポリ容器の調達などをこなし、橋本さんが仕事で使用しているトラックでの輸送という流れでした。
ボランティアパワーここにありと言ってもお叱りを受けないだろう出来事でした。

全国協議会運営委員長に就任
全国協議会の第 6 回通常総会が 1995 年 6 月 18 日に東京で開かれ、県協議会のけん引役である陽田秀夫さんが全国の運営委員長に就任しました。

Dr.サイくんの全国デビュー
1995 年 9 月 1 日発行の全国協議会ニュースより、県協議会メンバー志賀正弘さんの 4 コママンガが連載をスタートしました。それまでも県協議会の会報に 4 コママンガを連載していましたが、その実力が認められての全国デビュー。暗くなりがちな病院生活の中で、全国の患者さんに笑いをプレゼントするマンガとなりました。

微笑がえしの出版
遠藤允氏の執筆により、1995 年 10 月 5 日に「微笑がえし」が出版されました。本書は、いわき市を中心に福島県内の骨髄バンクボランティア活動を克明に記録したもので、また、病気と真正面から向かい合いながら骨髄バンク運動と関わった患者達の人間ドラマでもあります。

県南支部発足
1995 年 12 月 5 日、県内 5 番目の支部として県南支部が発足されました。この発足は青年会議所、商工会青年部の関係者が中心となり実現し、運営委員や役員の大半が患者さんとの直接の関わりを持たないことが特徴で、後ほど紹介する骨髄バンク普及啓発創作劇を作り運営委員自ら役者になるなど、とにかく発想豊かな支部です。