協議会のあゆみ 1996年

2月ナー登録者実質7万人突破
1月28日ラジオ「微笑がえし・白血病と闘う家族たちの絆」放送
2月24日平成7年度厚生省骨髄移植調査研究事業公開シンポジウム参加
2月25日全協主催公開シンポジウム「骨髄移植医療体制の理想を求めて」参加
3月非血縁者間骨髄移植700例突破
3月福島県、ドナー登録1000人突破
4月日赤がドナー登録2次検査で、血清学的検査からDNAタイピングへ移行
5月26日県協議会第4回定時総会開催(郡山市勤労者総合福祉センター)
6月1日ボランティアのつどいin苫小牧に参加(苫小牧市)
6月2日全協第7回通常総会出席(苫小牧市)
6月非血縁者間骨髄移植800例突破
8月ドナー登録3次検査でクラス?(A・B座)の一部にDNAタイピングを導入
8月4日骨髄バンクチャリティNTT杯全会津ダブルステニス大会参加(会津若松市)
8月18日福島市ジュニアオーケストラOB.OG骨髄バンク支援コンサート参加(福島市)
8月30日財団主催、北海道、東北地区骨髄バンク推進連絡会議参加(仙台市)
8月31日さとう宗幸まごころコンサート開催(矢吹町)
9月14日会津ガスふれあい感謝フェア参加(会津若松市)(16日まで)
10月非血縁者間骨髄移植900例突破
10月5日ハートフルサタデー105献血運動に参加(郡山市)
10月24日福島県共催で県内キャラバン実施(県内巡回)(27日まで)
10月25日あやちゃんの贈り物展開催(郡山市)(27日まで)
11月15日サンクトフローリアンピアノ三重奏団チャリティーコンサート開催(会津若松市)
11月16日福島県との共催「骨髄バンクを楽しく知る集い」開催(石川町)
11月17日福島県との共催「骨髄バンクを楽しく知る集い」開催(福島市)
12月14日骨髄バンク推進全国大会「5周年記念大会」参加(東京)
12月21日骨髄バンク推進キャンペーン参加(東京)

微笑がえしのラジオ&テレビ放送
ラジオ福島の大和田新アナウンサーの企画により、1996 年 1 月 28 日に、「微笑がえし・白血病と闘う家族たちの絆」が放送されました。大和田アナウンサーは、日頃から骨髄バンクの重要性をラジオの電波を通しリスナーに訴えかけてくれており、大変ありがたい存在です。またこの放送後の 2 月 23 日には、テレビユー福島の地元ローカル番組「マル得ふくしま」に出演し、微笑がえしの紹介と骨髄バンクのPRをしました。

骨髄バンクPR県内キャラバン
福島県との共催で、1996 年 10 月 24 日から 27 日までの 4 日間、福島県庁前をスタートし最終日の白河市までの 23 地区 25ヵ所、のべ700キロの行程を街頭キャンペーンを行いながら走り切りました。
県庁前で出発式を行い、福島ハーレー会の協力で県内各地から集結したハーレーダビットソン 9 台に先導され、午前 9 時 30 分にキャラバンはスタートしました。

あぁ高校生 おぉ仲間
いわき支部 橋本有広「おはようございます。骨髄バンクです。よろしくお願いします。」
初日、福島駅前で元気よく張り切ってのビラ配りだ。宣伝カーが雰囲気を盛り上げる。最終日までガンバルゾー!!と張り切る私。
高校生と思われる 3 人組に渡したビラとティッシュ。事件はそのとき起こった。高校生は配ったそれを受け取り数歩進むと、ティッシュだけ取りビラを歩道に捨てたのである。いま、渡したばかりのビラだ。
「おめえー、このやろう。」と喉まで出かかったが、そこは私、ボランティア歴○○年で人間ができてきた。だから、だから、あーだから大きな声で、「きみたち!!」と叫んだ。
3人組は聞こえないふりをして、そのまま駅の方に歩いて行ってしまった。
歩道に捨てられたビラを1枚1枚拾う。周りではそんな私を歩行者が見ている。何とも言えない思いだった。
その後、重い気持ちのまま一人先に県庁へ急ぐ。そこで飛び込んできたのは、県北支部の赤間さんの笑顔だった。それを見た途端に重い気持ちが吹っ飛んでしまい、赤間さんに笑顔で応える自分がいた。
この広い県内の骨髄バンクボランティアには、家が離れていたり、仕事が違ったり、年齢も離れていたりと、この活動をやっていなければ会うことも話すこともなかった人たちばかりだ。
今回のキャラバンを通して、より太い仲間の輪が作られたことが、私にとっては一番の収穫だった。

骨髄バンクを支援する集い
福島県の骨髄バンク運動発祥の地いわき市で、骨髄バンク運動を影ながら応援し続けてくれている「骨髄バンクを支援する会」(齋京子代表)が、1996 年 11 月 6 日に骨髄バンクを支援する集いを開催しました。豊富な品物を取り揃えたバザーに加え、大石邦子さんと大谷貴子さんの対談講演、シレーネ・カンターテの皆さんによるコーラス、有志の収集家のご協力による斎藤清版画展と、盛りだくさんの内容で来場者に楽しんでもらいながら骨髄バンクのPRを行っていただきました。また、この催しの収益金約 210 万円はすべて県協議会にご寄付くださいました。このとき第 7 回を数える催しも、その後途絶えることなく続けられており、活動の大きな力となっています。